う‐けい【右傾】
[名](スル) 1 右の方に傾くこと。⇔左傾。 2 思想が国粋主義・ファシズムの右翼的な立場に傾いていること。「—している新聞」⇔左傾。
うずまき
(うづまき)上田敏の中編小説。明治43年(1910)発表。詩人・英文学者として知られる著者による唯一の小説。 (渦巻)渡辺霞亭による長編の家庭小説。華族の家督相続争いの中で苦難を乗り越えてい...
うたかた
渡辺淳一の恋愛小説。既婚者同士の不倫を描く。平成元年(1989)より「読売新聞」に連載。平成2年(1990)に単行本が刊行されると、「うたかた族」という造語が流行して話題となった。
うつくしいむら【美しい村】
堀辰雄の小説。昭和8年(1933)から昭和9年(1934)にかけて新聞や雑誌に発表した作品をとりまとめ、昭和9年(1934)に刊行。軽井沢の自然を背景に、精神の危機から脱出していく小説家「私」の...
ウニタ【(イタリア)L'Unità】
《統一の意》イタリアにあった日刊新聞。1924年、共産党機関紙として創刊。1991年、同党が左翼民主党などに分裂した際に一般紙となったが、2014年に休刊。
うめ‐くさ【埋め草】
1 空いたところや、欠けた部分を埋め補うもの。雑誌・新聞などの余白を埋めるために使う短い記事。「—原稿」 2 城攻めのとき、堀や溝を埋めるために用いる草やその他の雑物。「堀溝をうめん為に、—三万...
うもんとりものちょう【右門捕物帳】
佐々木味津三の作品。八丁堀の同心、むっつり右門こと近藤右門を主人公とする一連の時代小説。昭和3年(1928)から昭和7年(1932)にかけて富士新聞、ついで朝日新聞に連載。昭和4年(1929)の...
うるわしきひび【うるわしき日々】
小島信夫の長編小説。「読売新聞」に平成8年(1996)9月から平成9年(1997)4月まで「麗しき日日」の題で連載。同年、改題して出版。老作家と家族をめぐる私小説的作品。
えい‐じ【英字】
英語を書き表す文字。「—新聞」
エイジ
重松清の長編小説。東京近郊に住む中学生エイジを通して、現代に生きる思春期の少年たちの姿を描く。平成10年(1998)に「朝日新聞」で連載された作品を加筆・再構成して翌平成11年(1999)刊。同...