ごせい‐ほう【後世方】
漢方医の一派。中国の金・元以後の医学に基づくもの。江戸初期に行われ、曲直瀬道三(まなせどうさん)・田代三喜らがいた。こうせいほう。ごせほう。→古医方(こいほう)
ご‐ないほう【御内方】
「御内儀」に同じ。「—の調へ給ふ金子」〈浄・五枚羽子板〉
ごばん‐かた【五番方】
江戸幕府の大番・書院番・小姓組番・新番・小十人組の総称。
ご‐ほう【五方】
1 五つの方角。中央と東・西・南・北。 2 中国および周囲の異民族。「—の民」
権(ごん)の北(きた)の方(かた)
北の方に準じる人。準正室。「御召人(おほんめしうど)の典侍(ないしのすけ)のおぼえ、年月にそへてただ—にて」〈栄花・さまざまの喜び〉
さい‐ほう【西方】
1 西の方。せいほう。 2 「西方浄土」の略。
さき‐かた【先方】
相手の人。相手方。せんぽう。
さき‐がた【先方】
ちょっと前の時。さっき。先ほど。「—顔を覚えた客」〈緑雨・油地獄〉
さくじ‐かた【作事方】
江戸幕府の、建築・修理などの工事を受け持った下役。さじかた。
さく‐ほう【朔方】
《「朔」は北方の意》北のほう。朔北。