へ【辺/方】
[名] 1 そのものにごく近い場所、また、それへの方向を示す。近く。ほとり。あたり。「大君の—にこそ死なめ」〈続紀・聖武・歌謡〉 2 (多く「沖」と対句になって)海のほとり。うみべ。「沖見れば...
へい‐ほう【平方】
1 二つの同じ数を掛け合わせること。2乗。自乗。「三—の定理」 2 長さの単位の前に付けて、面積の単位を示す語。「—メートル」 3 長さの単位名のあとにつけて、その長さを1辺とする正方形の面積を...
へ‐つ‐へ【辺つ方】
《「へつべ」とも》岸に近い方。「—にはあぢむら騒き」〈万・二六〇〉
ヘボンしき‐ローマじつづりかた【ヘボン式ローマ字綴り方】
日本語を書き表すためのローマ字のつづり方の一。明治18年(1885)に羅馬字会(ローマじかい)が定めたつづり方をヘボンが明治19年(1886)の「和英語林集成」第3版に採用し一般化したもの。→標...
へや‐がた【部屋方】
「部屋子(へやご)2」に同じ。
べ【辺/方】
[接尾]⇒へ(辺)
ほう【方】
1 方向。方角。方位。「西の—」「駅の—へ歩く」「声のする—を見る」「九州の—に行く」 2 部門・分野を漠然と指す語。その方面。また、指し示すものをあいまいにするために使う語。「将来音楽の—へ進...
ほう【方】
[音]ホウ(ハウ)(呉)(漢) [訓]かた まさに [学習漢字]2年 〈ホウ〉 1 起点から上下左右などに向かう直線の向き。「方位・方角・方向・方針・方方(ほうぼう)・方面/一方・下方・快方・...
ほう‐ぼう【方方】
いろいろな方面。あちこちの場所。副詞的にも用いる。「—から情報を集める」「—に火の手があがる」「—旅行する」
ほか‐ざま【外様/外方】
《「ほかさま」とも》ほかのほう。よそのほう。「念じて射むとすれども、—へ行きければ」〈竹取〉