せ‐むい【施無畏】
仏語。仏・菩薩(ぼさつ)が衆生(しゅじょう)の恐れの心を取り去って救うこと。 観世音菩薩の異称。
せむい‐いん【施無畏印】
施無畏の功徳を示す印相。右手の5指をそろえて伸ばし、手のひらを前に向けて、肩の辺に上げる。
せむい‐じ【施無畏寺】
和歌山県有田郡湯浅町にある真言宗御室派の寺。山号は、補陀落山。建久年間(1190〜1199)、明恵が創建。
せ‐ぶつ【施物】
⇒せもつ(施物)
せ‐もつ【施物】
僧や貧しい人に施す品物。せぶつ。
せ‐もん【施文】
土器などに装飾の文様を加えること。また、その文様。しもん。
せ‐やく【施薬】
病人に薬を調合して与えること。また、その薬。
せやく‐いん【施薬院】
貧しい病人に薬を与え治療をした施設。養老7年(723)興福寺に悲田院とともに創設されたという。のち、病人・捨て子などをも収容した。中世に衰亡するが、豊臣秀吉が再興。やくいん。 江戸時代、特に...
し‐よ【施与】
⇒せよ(施与)
せ‐よ【施与】
[名](スル)金品を恵み与えること。また、そのもの。「—を受ける」「衣類を—する」