たびびと‐ざん【旅人算】
文章題の一。二人の旅人の歩く速さ・時間・距離の三つの関係をもとに、出会ったり追いついたりするのに要する時間や距離を求める計算。
たびびと‐の‐き【旅人の木】
オウギバショウの別名。りょじんぼく。
たびびとばしょう【旅人芭蕉】
荻原井泉水による俳論。大正12年(1923)刊。大正14年(1925)には続編も刊行された。
たび‐まくら【旅枕】
旅先で眠ること。旅寝。「—を重ねる」「郭公(ほととぎす)その神山の—ほの語らひし空ぞ忘れぬ」〈新古今・雑上〉
たび‐まわり【旅回り】
興行や商売をして各地を回ること。また、その人。「—のサーカス団」
たび‐もの【旅物】
遠い産地から消費地に輸送されてきた魚類や野菜類。レール物。
たび‐や【旅屋】
宿駅などの、旅人を泊める家。「都を出て、近江国甲賀の—に著(つく)」〈盛衰記・二七〉
たび‐やかた【旅館】
旅人を泊める家。宿屋。りょかん。「浮かれ女の浮かれてやどる—すみつきがたき恋もするかな」〈六百番歌合・恋下〉
たび‐やくしゃ【旅役者】
地方を巡業して回っている役者。どさ回りの役者。
たび‐やつれ【旅窶れ】
[名](スル)旅の疲れからやつれてみえること。たびやせ。「—した顔」