いた‐ば【板場】
1 料理屋で、まな板を置く所。調理場。板前。 2 菓子屋で、のし板を置く所。 3 (関西地方で)日本料理の料理人。板前。「—の修業」
いた‐まえ【板前】
1 調理場のまな板を置く所。板場。 2 日本料理の料理人。また、料理人の頭(かしら)。板場。いた。 3 日本料理の手並み。調理の方法。
いちじゅう‐ごさい【一汁五菜】
日本料理の献立の一。汁一品に、膾(なます)・坪・平皿(ひらざら)・猪口(ちょく)・焼き物を添えたもの。
いちじゅう‐さんさい【一汁三菜】
日本料理の献立の一。汁一品に膾(なます)・平皿(ひらざら)・焼き物の三品を添えたもの。
いち‐の‐ぜん【一の膳】
正式の日本料理で、最初に出す膳。本膳。→二の膳 →三の膳
おん‐やさい【温野菜】
ゆでる、蒸すなどして加熱した野菜。温かいまま料理の付け合わせにしたり、サラダにしたりする。 [補説]日本料理では使わない言葉。
かいせき‐りょうり【会席料理】
江戸時代以降に発達した酒宴向きの料理。本膳料理と懐石が変化・発達したもので、現在では日本料理の主流となっている。
かっ‐ぽう【割烹】
1 《肉を割(さ)いて烹(に)る意から》食物を調理すること。ふつう日本料理にいう。料理。 2 「割烹店」に同じ。
かっぽう‐てん【割烹店】
料理店。特に、日本料理屋。割烹。
こ‐づけ【小付け】
1 大きい荷物の上に、さらにつける小さい荷物。「銭差、合羽、…下駄袋の類は本馬一駄乗りにかぎり貫目外の—とすることを許されていた」〈藤村・夜明け前〉 2 重い負担のある上に、さらに負担を添えるこ...