てり【照り】
1 日の照ること。「—が強い」 2 晴天。晴れ。「—が続く」 3 つや。光沢。「—を出す」「—のある材」 4 日本料理で、醤油にみりん・砂糖を加えて煮つめたたれ。焼き魚などに塗って、つやを出すの...
テンプラ
1 魚・貝・野菜などに小麦粉を卵・水で溶いた衣をつけ、植物油で揚げた日本料理。野菜類のものを精進揚げといって区別することもある。また西日本では、薩摩揚げをいう所もある。 2 《うわべを作るところ...
てん‐もり【天盛(り)】
1 日本料理で、酢の物・あえ物・煮物などを盛りつけた上に飾る木の芽・針海苔・芽じそなどのこと。 2 天ぷらを添えた盛りそば・盛りうどん。
とり‐ざかな【取り肴】
1 一つの器に盛って出し、各自が分けて取る酒の肴。 2 日本料理で、最後の中酒(ちゅうしゅ)膳に出す肴。特に珍品などを用いる。
に‐かた【煮方】
1 物を煮る方法。 2 日本料理の調理場で、主に物を煮ることを受け持つ人。板前に次ぐ役目。
に‐の‐ぜん【二の膳】
正式の日本料理で、本膳に添えて、または本膳の次に出す膳。→本膳
ほん‐ぜん【本膳】
1 日本料理の正式の膳立てで、二の膳・三の膳などに対して、主となる膳。飯・汁・なます・煮物・香の物をつけて客の正面に据える。一の膳。 2 「本膳料理」の略。
ほんぜん‐りょうり【本膳料理】
正式の日本料理の膳立てで、冠婚葬祭に用いる儀式料理。本膳と、二の膳・三の膳などを加える。献立には一汁三菜・二汁七菜・三汁七菜などもあるが、二汁五菜が一般的。
りょう‐てい【料亭】
主として日本料理を出す高級な料理屋。
わき‐びき【脇引/腋引】
1 鎧(よろい)の脇の下に当てる小具足。革または鉄で作り、両肩からそれぞれ反対側の脇下につりさげる。わきあて。 2 (脇引)日本料理で、一の膳(ぜん)を下げて、そのあとに出される膳。