に‐き【日記】
「にっき」の促音の無表記。「をとこもすなる—といふものを」〈土佐〉
にっ‐き【日記】
1 毎日の出来事や感想などの記録。日誌。日録。ダイアリー。「かかさずに—をつける」「絵—」 2 「日記帳」の略。 [補説]書名別項。→日記
にっき【日記】
《原題、(フランス)Journal》ルナールの日記。1887年から死の直前まで、24年間にわたり書き続けられたもの。著者没後に刊行された全集により一般に公開された。
にっき‐ちょう【日記帳】
1 日記を書き記す帳面。 2 初期の簿記で、日々の取引の概要を発生順に記録した帳簿。現代の簿記では、仕訳帳に記入する小書きがその役目を果たしている。
にっき‐ぶんがく【日記文学】
日記の中で、自照性が濃く、内面的な深みをもち、記述描写が文学的にすぐれているもの。日本では主として平安時代から鎌倉時代にかけて書かれたものをさし、土佐日記を先駆として、蜻蛉(かげろう)日記・紫式...