ひたかみ‐の‐くに【日高見国】
古代蝦夷(えぞ)の領域の一。今の北上川下流、仙台平野あたりという。
ひ‐だか【日高】
まだ日の高い時分。日中。「いかなる旅人も—に泊り、曙を急がず」〈浮・一代男・二〉
ひだか【日高】
北海道の旧国名。現在の日高振興局管内に相当する地域。 北海道中南部の振興局。日高山脈の西側を占め太平洋に面する。局所在地は浦河町。 埼玉県中南部の市。古代に渡来人が入植して高麗郡を置いた地...
ひだか‐がわ【日高川】
和歌山県中部を流れる川。奈良との県境にある護摩壇(ごまだん)山に源を発して南流したあとほぼ西流し、御坊市で紀伊水道に注ぐ。長さ115キロ。 和歌山県中部の町。の中流域を占める。 浄瑠...
ひだかがわいりあいざくら【日高川入相花王】
浄瑠璃。時代物。五段。竹田小出雲・近松半二ら合作。宝暦9年(1759)大坂竹本座初演。安珍清姫の道成寺伝説に藤原純友の反逆などをからませたもの。清姫が蛇体で日高川を渡る場面が有名。
ひだか‐さんみゃく【日高山脈】
北海道中南部を南北に走る山脈。狩勝(かりかち)峠辺りから襟裳(えりも)岬に至る。最高峰は幌尻(ぽろしり)岳で標高2053メートル。カールが発達している。
ひだかさんみゃくえりも‐こくていこうえん【日高山脈襟裳国定公園】
北海道の中南部にあった国定公園。昭和56年(1981)国定公園に指定。令和6年(2024)、区域の拡大とともに新規に国立公園に指定された。→日高山脈襟裳十勝国立公園
ひだかさんみゃくえりもとかち‐こくりつこうえん【日高山脈襟裳十勝国立公園】
北海道中南部にある国立公園。日高山脈と襟裳岬などの海岸地域からなり、広大な森林と氷食地形や海食崖(がい)を特色とする。 [補説]令和6年(2024)国定公園(日高山脈襟裳国定公園)の指定が解除さ...
ひだか‐し【日高市】
⇒日高
ひだか‐しちょう【日高支庁】
日高振興局の旧称。