けい‐めい【鶏鳴】
1 にわとりが鳴くこと。また、その鳴き声。「—暁(あかつき)を告げる」 2 一番どりの鳴くころ。夜明け。明け方。
こん‐ぎょう【今暁】
今日の夜明け方。今日の早朝。
さく‐ぎょう【昨暁】
きのうの夜明け方。
さんばん‐どり【三番鶏】
夜の明け方、二番鶏に遅れて鳴く鶏。また、その声や時刻。
ざん‐げつ【残月】
明け方まで空に残っている月。有明の月。のこんの月。
地歌・箏曲(そうきょく)。手事物(てごともの)。天明・寛政(1781〜1801)のころに大坂の峰崎勾当(みねざきこうとう)が作曲。門人の娘...
ざん‐こう【残更】
夜明け方。五更。
ざん‐しょく【残燭】
消え残りの灯火。明け方になっても消えずにいる灯火。
ざん‐む【残夢】
明け方に、うとうとと見ている夢。目が覚めてもなお夢心地でいること。
ざん‐や【残夜】
夜明け方。「月入りて後の—の如し」〈太平記・二七〉
しのだ‐の‐もり【信太の森】
大阪府和泉市の信太山にある森。葛(くず)の葉稲荷があり、信太の狐の伝説地。[歌枕]「時鳥いまや都へいづみなる—の明け方の声」〈新後拾遺・夏〉