めい‐げつ【明月】
曇りなく澄みわたった満月。また、名月。《季 秋》「—や無筆なれども酒は呑む/漱石」
めいげつ‐いん【明月院】
神奈川県鎌倉市にある臨済宗建長寺派の寺。山号は、福源山。もと最明寺の塔頭(たっちゅう)で、上杉憲方の創建。アジサイの名所で、あじさい寺と通称される。
めいげつき【明月記】
鎌倉時代、藤原定家の漢文体日記。治承4〜嘉禎元年(1180〜1235)までの公事・故事・歌道に関する見聞などを記し、史料としての価値が高い。
明月(めいげつ)地(ち)に堕(お)ちず白日(はくじつ)度(ど)を失(うしな)わず
天体の運行は不変の法則によって営まれる。天運にさからうことはできないことをいう。