めい‐ちょう【明暢/明鬯】
[名・形動] 1 明るくのびのびとしていること。また、そのさま。「—清朗なる希臘田野の夢」〈上田敏訳・海潮音〉 2 明快で筋道が通っていること。また、そのさま。「この親切なるかつ—平易なる手紙は...
めい‐ちょう【明澄】
[名・形動]曇りなくすみきっていること。また、そのさま。「—な秋空」
めい‐てつ【明哲】
[名・形動]聡明で物事の道理に通じていること。また、そのさまや、その人。「最も—なる習慣なるべけれ」〈中村訳・西国立志編〉
めい‐てつ【明徹】
[名・形動]物事にあいまいな点がなく、はっきりしていること。また、そのさま。「—な理論」
めいてつ‐ほしん【明哲保身】
《「詩経」大雅・烝民から》聡明で道理に通じていて、物事を的確に処理し、安全に身を保つこと。
めい‐てんし【明天子】
すぐれて、賢明な天子。
めい‐とう【明刀】
中国、戦国時代に、燕(えん)を中心に華北・東北地方で流通した銭貨。刀銭の一種で、表面に「明」に似た文字が刻まれている。明刀銭。
めい‐とう【明答】
[名](スル)はっきりと答えること。また、その答え。「—を避ける」「即座に—する」
めい‐とく【明徳】
1 正しく公明な徳。 2 《「大学集注」から》天から与えられたすぐれた徳性。
めいとく【明徳】
南北朝時代、北朝の後小松天皇の時の年号。1390年3月26日〜1394年7月5日。