エックスせんてんもん‐えいせい【X線天文衛星】
X線望遠鏡を搭載した人工衛星。大気を透過しない宇宙由来のX線を観測するために大気圏外で観測を行う。日本では昭和54年(1979)にはくちょうが打ち上げられており、以降、ぎんが・あすか・すざく・ひ...
エックスせん‐れんせい【X線連星】
X線を強く放射している連星。中性子星やブラックホールと通常の恒星からなる近接連星が知られ、その活動性からX線バースター、X線パルサー、X線新星などに分類される。
エックスバンド‐ぼうえいつうしんえいせい【Xバンド防衛通信衛星】
防衛省が独自に運用する通信衛星。愛称は「きらめき」。天候などの影響を受けにくいXバンドのマイクロ波を使用し、部隊の情報共有、弾道ミサイルの発射や現場の状況把握などに必要な高速・大容量の通信を可能...
エムがた‐しょうわくせい【M型小惑星】
太陽系の小惑星のうち、金属質のもの。ニッケルや鉄を多量に含む。隕鉄や石鉄隕石の起源と考えられている。小惑星はスペクトルにより、ほかにC型小惑星、S型小惑星に分類される。
エンケ‐すいせい【エンケ彗星】
公転周期3.3年の短周期彗星。1786年にフランスの天文学者ピエール=メシャンが発見。以降、1818年まで4度確認され、それぞれ別の彗星だと思われていたが、ドイツの天文学者ヨハン=フランツ=エン...
エージービー‐せい【AGB星】
《asymptotic giant branch stars》恒星の進化の最終段階において、中心核の炭素と酸素が縮退し、その外層でヘリウムと水素が核融合を起こしている星。太陽質量の3倍から8倍程...
おい‐ぼし【追(い)星】
コイ・サケなどの魚類の生殖期に、雄の頭部やひれに現れる多くの白い円錐(えんすい)形の小突起。
おうしざ‐ティーがたせい【牡牛座T型星】
原始星から恒星に進化する途中にある太陽程度の小質量の天体。牡牛座のT星という変光星にちなむ。重力エネルギーの解放によって輝き、水素の熱核融合は起こっていない。内部温度が上昇して水素燃焼が始まると...
おうしょく‐わいせい【黄色矮星】
⇒G型星
おに‐ひとで【鬼海星】
オニヒトデ科のヒトデ。大形で直径約30センチ。黄色をし、腕は11〜16本あり短く、表面は毒のあるとげで覆われる。イシサンゴ類の肉質を食べ、紀伊半島以南の珊瑚礁(さんごしょう)海域に分布。