かげん‐うんどう【仮現運動】
心理学で、運動知覚の一。実際には運動がないのに、次々と類似の刺激を与えられると、運動があるように感じる現象。映画はこの現象を応用したもの。見かけの運動。
カサブランカ【Casablanca】
米国の映画。1942年作。監督はマイケル=カーティス。主演はボガートとバーグマン。第二次大戦下のモロッコの港町カサブランカを舞台にした恋愛映画。第16回アカデミー賞で3部門を受賞した。
かせきのもり【化石の森】
石原慎太郎の長編小説。劇薬による殺人に走る医学生の精神の軌跡を描く。昭和45年(1970)刊行。第21回芸術選奨文部大臣賞受賞。昭和48年(1973)、篠田正浩監督により映画化。
かぞくシネマ【家族シネマ】
柳美里(ゆうみり)の短編小説。平成8年(1996)発表。同年、第116回芥川賞受賞。平成11年(1999)、韓国制作で映画化。
かたくのひと【火宅の人】
檀一雄の小説。「新潮」誌上で昭和30年(1955)より20年にわたり断続的に連載。流浪の作家と彼をとりまく女性たちを描く。昭和61年(1986)、深作欣二監督・脚本により映画化され、第10回日本...
かたよくだけのてんし【片翼だけの天使】
生島治郎の長編小説。昭和58年(1983)から翌昭和59年(1984)にかけて連載。ハードボイルド小説家として知られる生島による初の恋愛小説として話題となり、昭和61年(1986)には舛田利雄監...
かたり【語り】
1 語ること。また、その話。 2 記録映画やラジオ・テレビのドラマなどで、筋や場面を説明・解説すること。ナレーション。 3 能で、事件や由緒などを節がなくて抑揚の少ない、多くは散文調の詞(ことば...
かたり‐て【語り手】
1 語る人。話し手。 2 映画・演劇・放送などで、筋の運びや場面の説明などを話す人。ナレーター。 3 浄瑠璃・浪曲などの、語り物を語る人。
かちん‐こ
映画で、撮影の始まりを合図するのに用いる拍子木。下につけた黒板にシーン・カット番号などを書いて撮影し、編集時の目印とする。
カッティング【cutting】
[名](スル)《カットすることの意》 1 映画・テレビで、撮影フィルムなどを切りつないで編集すること。 2 洋裁で、ある形に合わせて布地を裁断すること。 3 テニス・卓球などで、逆回転を与えるよ...