しゅんじゅう‐ざ【春秋座】
大正9年(1920)演劇革新を目ざした2世市川猿之助を中心に結成された劇団。昭和6年(1931)まで数回公演。
しゅんじゅう‐じだい【春秋時代】
《魯(ろ)の年代記「春秋」に記載された時代の意》中国古代、周の洛陽(らくよう)への遷都(前770年)から晋(しん)の太夫韓・魏(ぎ)・趙(ちょう)の三氏が諸侯に列する(前403年)までの約360...
しゅんじゅう‐じゅうにれっこく【春秋十二列国】
中国、春秋時代の12の国。すなわち、魯(ろ)・衛・晋(しん)・鄭(てい)・曹(そう)・蔡(さい)・燕(えん)・斉(せい)・陳・宋・楚(そ)・秦。十二列国。
しゅんじゅうせんごく‐じだい【春秋戦国時代】
春秋時代と、その次の戦国時代。周の東遷(前770年)から秦の始皇帝による天下統一(前221年)までの約550年間。春秋戦国。
春秋(しゅんじゅう)高(たか)し
《「戦国策」秦策から》高齢である。→春秋に富む
春秋(しゅんじゅう)に富(と)・む
年が若く、将来が長い。→春秋高し
しゅんじゅう‐の‐ひっぽう【春秋の筆法】
《「春秋」の文章には、孔子の正邪の判断が加えられているところから》事実を述べるのに、価値判断を入れて書く書き方。特に、間接的原因を結果に直接結びつけて厳しく批判する仕方。
春秋(しゅんじゅう)鼎(まさ)に盛(さか)んなり
《「漢書」賈誼伝から》壮年である。働き盛りである。
しゅんじゅけんぴしょう【春樹顕秘抄】
室町末期の語学書。1巻。著者未詳。「てにをは」の意義用法を説いた「姉小路式(あねがこうじしき)」の増補。
しゅんじゅ‐ぼうん【春樹暮雲】
《杜甫「春日憶李白」に「渭北春天の樹、江東日暮の雲」とあり、長安(渭北)に住まう杜甫が、はるか遠く揚子江付近(江東)を旅する友人李白を思ったところから》遠く離れている友を思う心の切実なことを表す...