はる【春】
1 四季の第一。冬と夏の間で、日本では3・4・5月をいう。暦の上では立春から立夏の前日まで(陰暦の正月から3月まで)をいい、天文学では春分から夏至まで。しだいに昼が長く、夜が短くなり、草木の芽が...
はる【春】
島崎藤村の自伝的長編小説。明治41年(1908)東京朝日新聞に連載ののち、同年に自費出版。著者自身や北村透谷、平田禿木ら「文学界」創刊当時の同人たちをモデルに、青春の熱情と挫折を描く。
《(...
はる‐あき【春秋】
1 春と秋。しゅんじゅう。 2 年月。歳月。しゅんじゅう。「平穏に—が過ぎる」
はる‐あらし【春嵐】
春先に吹く強い風。春荒れ。《季 春》「—鉄路に墓を吹き寄せぬ/波郷」
はる‐あれ【春荒れ】
「春嵐(はるあらし)」に同じ。《季 春》
はる‐いちばん【春一番】
立春のころ、その年に初めて吹く強い南風。発達した低気圧が日本海を通るときに吹き、気温が急に上がる。はるいち。《季 春》 [補説]気象庁では、立春(2月4日ごろ)から春分(3月21日ごろ)までの間...
はる‐いのこ【春亥の子】
兵庫・鳥取などで、陰暦2月の初亥の日に田の神を祭る行事。→亥の子
はる‐いろ【春色】
春らしい色。桜色や若草色など、春を連想させる色。「—のスカーフ」
はる‐おみなえし【春女郎花】
カノコソウの別名。
はる‐かざり【春飾り】
1 春らしさを演出する飾り。 2 皇居で正月に飾られる寄せ植え盆栽。梅の古木を中心に、松や竹、千両など縁起のよい草木を取り合わせる。