りゅう‐じょ【柳絮】
白い綿毛のついた柳の種子。また、それが春に飛び漂うこと。《季 春》「ひとすぢの—の流れ町を行く/普羅」
りゅう‐ひょう【流氷】
寒帯地方で氷結した海水が風や波のために砕かれて氷塊となり、凍っていない海へ漂流してくるもの。北海道のオホーツク海沿岸では1月中旬〜4月中旬ごろ見られる。《季 春》「—や宗谷の門波(となみ)荒れや...
りゅう‐らん【流覧】
[名](スル)あちらこちら見てまわること。ずっと目を通すこと。「毎室を—せられんことを」〈織田訳・花柳春話〉
りょう‐しょう【料峭】
[ト・タル][文][形動タリ]春風が肌にうすら寒く感じられるさま。「—たる春風」「—の候」《季 春》
りょう‐てい【竜蹄】
「りゅうてい(竜蹄)」に同じ。「春宮は—にめされ」〈太平記・一七〉
りょう‐ぶ【令法】
リョウブ科の落葉高木。山野に生え、樹皮はまだらにはげ、滑らか。葉は長楕円形で縁にぎざぎざがある。6〜8月、白色の小花を総状につけ、実は褐色。若葉は古くから食用とされ、ゆでて飯にまぜ令法飯(りょう...
りょう‐り【料理】
[名](スル) 1 材料に手を加えて食べ物をこしらえること。また、その食べ物。調理。「野菜を—する」「郷土—」 2 物事をうまく処理すること。「自から国政を—す」〈織田訳・花柳春話〉
りょう‐りょう【了了】
[形動タリ]物事が明らかなさま。また、理解が速いさま。「時に隣室に声あり。低うして—聞べからず」〈織田訳・花柳春話〉
りょく‐は【緑波】
緑色に見える波。青波。「—、岸を打て」〈織田訳・花柳春話〉
りょらん【呂覧】
⇒呂氏春秋(りょししゅんじゅう)