かい‐しゅん【改春】
年が改まって春となること。また、新春。新年。
かい‐しゅん【買春】
買春(ばいしゅん)のこと。 [補説]「買春(ばいしゅん)」の湯桶(ゆとう)読み。「売春(ばいしゅん)」と紛らわしいところからの言い換え語。1999年に法律名(児童買春処罰法)にも採用された。
かい‐しん【開進】
[名](スル) 1 文明や人知が開け進むこと。「—の歩頗る迅速にして」〈織田訳・花柳春話〉 2 隊形が、縦隊から横隊に変わること。
かいだんじおしかわしゅんろう【快男児押川春浪】
横田順弥、会津信吾の共著によるノンフィクション。押川春浪の生涯を描く。昭和62年(1987)刊行。第9回日本SF大賞受賞。
かい‐ちょう【開帳】
[名](スル) 1 ふだんは閉じてある厨子(ずし)の扉を、特定日に限って開き、中の秘仏を一般の人に拝ませること。開龕(かいがん)。啓龕(けいがん)。開扉(かいひ)。《季 春》「—の破れ鐘つくや深...
かいていぐんかん【海底軍艦】
押川春浪の中編小説。明治33年(1900)刊。少年向けの冒険小説で、続編「武侠(ぶきょう)の日本」「新日本島」などとともに6部作をなす。海島(かいとう)冒険奇譚海底軍艦。
かい‐とく【解得】
[名](スル)理解して自分のものとすること。「ラムリ心窃かにフローレンスの意を—せしものとなし」〈織田訳・花柳春話〉
かい‐どう【海棠】
1 バラ科の落葉小高木。枝は紫色で垂れ下がり、葉は楕円形。4月ごろ、紅色の花が下向きに咲き、実は丸く、黄褐色に熟す。中国の原産で、庭木などにする。垂枝(すいし)海棠。花(はな)海棠。《季 春》「...
かい‐ねり【掻練/皆練】
《「かきねり」の音変化》 1 練って柔らかくした絹。練り絹。紅色のものについていうことが多い。 2 襲(かさね)の色目の名。表裏ともに紅。冬から春まで用いた。かいねりがさね。
かい‐ひょう【解氷】
[名](スル)春になって、湖・池・海などの氷が解けること。また、解けた氷。《季 春》⇔結氷。