ぜせい‐ようきゅう【是正要求】
地方自治法の規定で、地方公共団体の事務処理が法令に違反していたり、公益を害していると認められるときに、各大臣が是正を求めること。
ぜぜ‐ひひ【是是非非】
《「荀子」修身の「是を是とし非を非とする、これを知といい、是を非とし非を是とする、これを愚という」から》よいことはよい、悪いことは悪いと公平な立場で判断すること。「—主義」
ぜ‐にん【是認】
[名](スル)人の行為や思想などを、よいと認めること。「相手の態度を—する」⇔否認。
ぜ‐ひ【是非】
[名](スル) 1 是と非。正しいことと正しくないこと。また、正しいかどうかということ。「—を論じる」「—を問う」 2 物事のよしあしを議論し判断すること。批評すること。「新聞が全紙面を埋めて...
ぜひ‐ぜひ【是非是非】
[副]「ぜひ」を重ねて強めていう語。ぜひとも。「—お願いします」
ぜひ‐とも【是非とも】
[副]「ぜひ」を強めていう語。ぜひぜひ。「—お出かけください」
ぜひ‐な・い【是非無い】
[形][文]ぜひな・し[ク] 1 当否や善悪の判断にかかわらない。しかたがない。やむを得ない。「—・く中断する」 2 しゃにむに事を行うさま。「かくいふ夫を、逃げてくだるぞと心得て—・くしかりて...
ぜひ‐に【是非に】
[副] 1 どんなことがあっても。ぜひとも。「—出席を願う」 2 むりに。しいて。「—婿を取るならば、おかちが命はあるまいぞ」〈浄・油地獄〉
是非(ぜひ)に及(およ)ば◦ず
当否や善悪をあれこれ論じるまでもなく、そうするしかない。どうしようもない。しかたがない。やむを得ない。
是非(ぜひ)に叶(かな)わ◦ず
いい悪いを論議している段階ではない。ほかにどうしようもない。しかたがない。是非に及ばず。「丸腰でなければ奥へ通さぬ御法度とあれば—◦ず」〈浄・反魂香〉