ひる【昼】
1 日の出から日の入りまでの明るい間。日中。ひるま。「夏至は—が最も長い」⇔夜。 2 (「午」とも書く)正午。また、それに近い時刻。「—過ぎに伺います」 3 昼食。昼めし。「—のしたくにかかる」...
ひる‐がお【昼顔】
ヒルガオ科の蔓性(つるせい)の多年草。山の道端や荒れ地に生える。地下茎で増え、長い蔓で他に巻きつく。葉は長楕円形で基部が耳形にとがり、長い柄をもつ。6〜8月、淡紅色のらっぱ状の花を日中に開く。《...
ひるがお【昼顔】
《原題、(フランス)Belle de jour》ブニュエル監督、カトリーヌ=ドヌーブ主演による1967年公開のフランス・イタリア合作映画。上流階級の貞淑な人妻が、昼の間だけ娼婦となって歪んだ性的...
ひる‐がれい【昼餉】
昼食。ひるめし。ひるげ。「—の櫃(ひつ)を荷ひ」〈浄・出世景清〉
ひる‐ぎつね【昼狐】
《昼間、巣の外へ出るキツネの意から》あつかましい人やきょろきょろして落ち着きのない人をあざけっていう語。「扨(さて)もさても—めかな」〈ひとりね・下〉
ひる‐ごうとう【昼強盗】
《「ひるごうどう」とも》昼間の強盗。ひるがんどう。「殿法印良忠が手の者ども…—を致す間」〈太平記・一二〉
ひる‐ざけ【昼酒】
昼間に酒を飲むこと。また、その酒。
ひる‐じぶん【昼時分/午時分】
1 昼頃。昼どき。 2 衣服などが古くなりかけていること。「少ししみはあれど—の下帯」〈洒・客者評判記〉
ひる‐せき【昼席】
寄席などで、昼間行われる興行。⇔夜席(よるせき)。
ひる‐つ‐かた【昼つ方】
昼の時分。昼頃。「またの日の—、岡辺に御文遣はす」〈源・明石〉