ひる‐とんび【昼鳶】
1 昼間、人家などに忍び込むこそどろ。ひるとび。「この—めえ、何をするのだ」〈人・梅児誉美・四〉 2 掏摸(すり)のこと。「わりゃあ—か、懐めがけて引っさらふ」〈伎・霊験曽我籬〉
ひる‐どき【昼時】
1 正午ごろ。 2 昼食の時分。昼飯時。
ひる‐ドラ【昼ドラ】
《「ドラ」は「ドラマ」の略》昼間に放送される帯ドラマ。
ひる‐なか【昼中】
昼間。真昼。日中。「—でも道行く人は途絶えがちで」〈荷風・冬の蠅〉
ひる‐ぬすびと【昼盗人】
1 昼間、盗みをする者。「こは—の入りにたるにこそありけれ」〈今昔・二九・四〉 2 良民のような顔をして悪事を働く者。「書き出し請けて済まさぬは…—に同じ」〈浮・胸算用・一〉
ひる‐ね【昼寝】
[名](スル)昼間に眠ること。午睡(ごすい)。《季 夏》「蠅いとふ身を古郷に—かな/蕪村」
ひる‐ひなか【昼日中】
「昼間」「日中」を強めていう語。まっぴるま。「—から酒を飲む」
ひる‐ま【昼間】
日の出から日の入りまでの間。朝から夕方までの間。日中。昼。
ひる‐みせ【昼店/昼見世】
遊郭で、昼過ぎから夕方まで遊女が見世に出て客を引くこと。
ひる‐めし【昼飯】
昼の食事。ひるげ。昼食。