あと‐の‐まつり【後の祭(り)】
1 祭りのすんだ翌日。また、その日、神饌(しんせん)を下ろして飲食すること。後宴。 2 祭りのあとの山車(だし)のように、時機遅れで、むだなこと。手遅れ。「今さら悔やんでも—だ」
争(あらそ)い果(は)ててのちぎり木(ぎ)
《けんかが終わったあとになってそれに用いる棒を持ってくる意から》時機に遅れて役立たないことのたとえ。
うかが・う【窺う】
[動ワ五(ハ四)] 1 すきまなどから、ひそかにのぞいて見る。「鍵穴から中を—・う」 2 ひそかにようすを探り調べる。「顔色を—・う」「ライバル会社の動きを—・う」 3 一部分から全体を推し量っ...
生(う)まれた後(あと)の早(はや)め薬(ぐすり)
子供が生まれたあとで、出産を促す薬を飲むこと。時機後れで役に立たないことのたとえ。
うり‐どき【売(り)時】
売るのに有利な時機。
うり‐よね【売り米/糶】
貯蔵してある米を時機をみて売り出すこと。また、その米。⇔買い米(よね)。
おくれ‐ばせ【遅れ馳せ/後れ馳せ】
1 他の人よりも遅れて駆けつけること。「—に来る」 2 時機に遅れること。「—ながらお礼を申し上げます」
おそ・い【遅い/鈍い】
[形][文]おそ・し[ク] 1 物事の進む度合いが小さい。動作・進行などに時間がかかる。のろい。「列車の進み方が—・い」「仕事が—・い」「進歩が—・い」「物わかりが—・い」⇔速い。 2 (「晩い...
おそ‐まき【遅蒔き】
1 時期を遅らせて種をまくこと。また、その品種。「—の麦」 2 (多く「おそまきながら」「おそまきでも」の形で)時機に遅れて物事をすること。「—ながら調査に乗り出す」
おり‐あ・し【折悪し】
[形シク]時機が悪い。あいにくである。「院の御忌みさしあひて、いと—・しくて、なに事の栄(は)えもなし」〈夜の寝覚・五〉