とし【年/歳】
1 時の単位。1月1日で始まり、12月31日に終わる12か月間。陽暦では、地球が太陽の周囲を1周する時間、365.2422日を1年とする。陰暦では、月が地球を12周する時間を1年とする。 2 多...
土用(どよう)布子(ぬのこ)に寒帷子(かんかたびら)
暑いさかりに綿入れを着、冬の寒いときに単衣(ひとえ)の帷子(かたびら)を着ること。物事の順序が逆になることのたとえ。また、時節の用をなさないもののたとえ。
夏(なつ)の小袖(こそで)
小袖は冬着であるところから、時節外れで不用な物のたとえ。
はな‐かずら【花鬘】
1 時節の花を糸で連ねて作った挿頭(かざし)。「漢人(からひと)も筏(いかだ)浮かべて遊ぶといふ今日そ我が背子—せな」〈万・四一五三〉 2 山上に咲きそろった花を1に見立てた語。「雲のゐる遠山姫...
花(はな)が咲(さ)・く
1 時節がきて栄える。「いつか—・く日もくるだろう」 2 それからそれへと、にぎやかに続く。「昔話に—・く」
はなみ‐どき【花見時】
花見をする時節。桜の花盛りの時節。また、その花の見ごろの時。
ばん【晩】
[音]バン(漢) [学習漢字]6年 1 夕暮れ。夜。「晩餐(ばんさん)・晩鐘/今晩・昨晩・毎晩・明晩(みょうばん)」 2 時刻や時節がおそい。「晩夏・晩学・晩婚・晩成・晩年/早晩」 [名のり]か...
ひ‐なが【日長/日永】
春になって、昼間が長く感じられること。また、その時節。「春の—」《季 春》「うら門のひとりでにあく—かな/一茶」
ほう‐しん【芳辰】
1 よい日。よい時。吉日。 2 かぐわしい春の時節。
ほ‐りゅう【蒲柳】
1 カワヤナギの別名。 2 《カワヤナギの葉が秋になるとすぐに落ちるところから》体質がひ弱なこと。「—の御身体時節柄殊に摂生第一に希望致し候」〈荷風・雨瀟瀟〉