じ‐よ【時余】
1時間余り。「待つこと—に及ぶ」
じ‐よう【時様】
その時代のはやりの風習。「衣服欧州大陸の—を帯び」〈織田訳・花柳春話〉
じ‐りゅう【時流】
その時代の社会一般の風潮や、思想の傾向。「—に乗る」「—を超えた作品」
じ‐れい【時令】
1 一年中の行事。年中行事。 2 時節。時候。
じ‐ろん【時論】
1 時事についての議論。 2 その時代の世論。当代一般の世論。「—に屈する」
とき【時】
1 過去から現在、現在から未来へと、一方的また連続的に流れていくと考えられているもの。物事の変化・運動によって認識される。時間。「—が流れる」「—がたつ」「—を刻む」 2 時法によって示される、...
とき【鬨/時/鯨波】
1 合戦で、士気を鼓舞し、敵に対して戦闘の開始を告げるために発する叫び声。大将が「えいえい」と発声して全軍が「おう」と声を上げて和し、これを三度繰り返すのを通例とする。また、戦勝の喜びの表現とし...
とき‐あかり【時明(か)り】
1 明け方近く、東の空がかすかに明るくなること。 2 雨天のとき、ときどき雲が薄れて明るくなること。
時(とき)移(うつ)り事(こと)去(さ)・る
《陳鴻「長恨歌伝」から》歳月とともにさまざまなものが変化してゆく。「さるほどに—・って、世の変はりゆく有様は」〈平家・二〉
ときえだ‐もとき【時枝誠記】
[1900〜1967]国語学者。東京の生まれ。ソシュールの言語理論を批判し独自の言語観に基づき、言語過程説を唱え、国語学の分野に新しい展開をもたらした。著「国語学原論」「国語学史」「日本文法口語...