め‐どき【女時】
すべてがうまくいかない時期。運の悪い時。→男時(おどき)「時の間にも、男時、—とてあるべし」〈花伝・七〉
め‐どき【目時】
目のよく見える若い年ごろ。「我なら—の目にて抜かんものをと思ひながら」〈浮・五人女・四〉
やつ‐どき【八つ時】
「八(や)つ3」に同じ。
湯腹(ゆばら)も一時(いっとき)
「茶腹も一時」に同じ。
よう‐じ【幼時】
おさない時。子供のころ。
ようじん‐どき【用心時】
用心を必要とするとき。また、火事に特別注意しなければならない冬の季節。「府中の町も—の暮になりぬ」〈浮・諸国ばなし・三〉
よつ‐どき【四つ時】
「四(よ)つ3」に同じ。
よつ‐の‐とき【四つの時】
《「四時(しじ)」を訓読みにした語》春・夏・秋・冬の四季。1年。「天(あめ)の下しろしめすこと—九(ここ)のかへりになむなりぬる」〈古今・仮名序〉
よび‐どき【呼び時】
1 呼ぶのに都合のよい時。呼ぶ潮時。 2 結婚にふさわしい年齢。特に、嫁をとるべき年ごろ。「その弟に—になり」〈浮・一代女・四〉
よめいり‐どき【嫁入り時】
嫁入りの時。また、嫁入りするのにふさわしい年ごろ。