すんぷ‐じょう【駿府城】
静岡市にあった城。天正13年(1585)から17年にかけて徳川家康が築城し、晩年ここを隠居所とした。その後、江戸幕府直轄として城代を置き、幕末に至った。静岡城。
せいしゅん【青春】
小栗風葉の小説。明治38年(1905)から明治39年(1906)に発表。新時代を代表する主人公関欽哉と女子大学生小野繁の恋と、その破綻を描く。 《原題、(チェコ)Mládí》ヤナーチェクの木...
せいとうししゅう【西東詩集】
《原題、(ドイツ)West-östlicher Divan》ゲーテの詩集。1819年刊。14世紀ペルシアの詩人ハーフィズの作品から受けた感銘と、年下の恋人マリアンネとの恋愛の結晶ともいうべき晩年...
せいねんもきち【青年茂吉】
北杜夫による斎藤茂吉の評伝。平成3年(1991)刊。以後「壮年茂吉」「茂吉彷徨」「茂吉晩年」と続く評伝四部作の第1作。この四部作により、平成10年(1998)第25回大仏次郎賞を受賞。
せいパウロにふんしたじがぞう【聖パウロに扮した自画像】
《原題、(オランダ)Zelfportret als de apostel Paulus》レンブラントの絵画。カンバスに油彩。縦91センチ、横77センチ。晩年に描かれた代表的な肖像画として知られる...
せいぼマリア‐の‐いえ【聖母マリアの家】
《Meryem Ana Evi》トルコ西部の町セルチュクにあるキリスト教徒の聖地。イエスの死後、聖母マリアはエフェソスで使徒ヨハネと晩年を過ごしたとされたが、最期を迎えた家は長らく見つからなかっ...
せいぼマリアのし【聖母マリアの死】
《原題、(オランダ)Dood van Maria》ファン=デル=グースの絵画。板に油彩。縦147センチ、横122センチ。使徒に囲まれ死を迎える聖母マリアを描いた、グース最晩年の作品。ブルッヘ、グ...
せいヨハネ‐きょうかい【聖ヨハネ教会】
《Aziz Yuhanna Kilisesi》トルコ西部の町セルチュクにある教会。元はエフェソスで晩年を過ごしたという使徒ヨハネの墓の上に建てられた礼拝堂があり、6世紀に東ローマ皇帝ユスティニ...
セリニャン【Sérignan】
フランス南東部、プロバンス地方の都市、オランジュの近郊にある村。正式名称はセリニャン‐ド‐コンタ。ファーブルが晩年の36年間を過ごし、「昆虫記」を著した地として知られる。ファーブルがアルマス(荒...
せんれいしゃせいヨハネ【洗礼者聖ヨハネ】
《原題、(イタリア)San Giovanni Battista》レオナルド=ダ=ビンチの絵画。板に油彩。縦69センチ、横57センチ。微笑みを浮かべ、天を指さす聖ヨハネの姿を描く。ダ=ビンチの最晩...