おちば‐たき【落ち葉焚き】
晩秋に落ち葉を集めて燃やすこと。《季 冬》
かれ‐は・てる【枯れ果てる】
[動タ下一][文]かれは・つ[タ下二]すっかり枯れてしまう。「—・てた晩秋の野」
かん‐きょう【寒蛩】
晩秋、ものさびしそうに鳴くコオロギ。「—籬下(りか)に鳴きて」〈蘆花・自然と人生〉
かん‐づけ【寒漬(け)】
たくあん漬けの一種で、晩秋に漬け込み、寒中から食べるもの。
かん‐らん【寒蘭】
ラン科の多年草。日本の暖地の山地にまれに自生。葉は数本束生し、広線形でつやがある。晩秋、淡黄緑色または紅紫色の香りのある花を開く。園芸品種もある。《季 冬》
かん‐ろ【寒露】
1 晩秋から初冬にかけての、霜になりそうな冷たい露。 2 二十四節気の一。10月8日ごろ。このころになると、北地では初氷がみられるようになる。《季 秋》
き‐おくれ【季後れ】
連句で、前句の季よりも早い季の付句(つけく)をすること。例えば、晩秋の句に初秋で付けるなど。落ち着かないので、よくないとされる。
き‐しゅう【季秋】
1 秋の末。晩秋。秋3か月の最後の月。 2 陰暦で9月の称。
き‐づた【木蔦】
ウコギ科の蔓性(つるせい)の常緑樹。山野に自生。茎から気根を出し、岩や木にからんで伸びる。葉は光沢があり、卵形。晩秋、黄緑色の小花をつけ、実は翌春に黒く熟す。ふゆづた。《季 冬》 [補説]書名別...
くれ‐の‐あき【暮れの秋】
秋の終わり。晩秋。《季 秋》「手向くべき線香もなくて—/漱石」