しょう【鐘】
[常用漢字] [音]ショウ(漢) シュ(呉) [訓]かね 〈ショウ〉 1 つりがね。「鐘声・鐘楼/暁鐘・警鐘・古鐘・時鐘・半鐘・晩鐘・梵鐘(ぼんしょう)」 2 打楽器の一。かね。「鐘鼓/編鐘」...
しょう‐しょう【蕭蕭】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 もの寂しく感じられるさま。「—たる晩秋の野」 2 雨や風の音などがもの寂しいさま。「—たる夜雨の音を聞きつつ」〈芥川・開化の殺人〉
しょうしょう‐はっけい【瀟湘八景】
瀟湘地方の八つの景勝。山市晴嵐・漁村夕照・遠浦帰帆・瀟湘夜雨・煙寺晩鐘・洞庭秋月・平沙落雁・江天暮雪をいう。北宋の宋迪(そうてき)がこれを描き、画題によく用いられる。日本の近江八景・金沢八景はこ...
しょうない‐はんとう【荘内半島】
香川県北西部、瀬戸内海に突出した半島。三豊(みとよ)市に属する。長さ約12キロメートル、幅3〜4キロメートル。最高峰の紫雲出(しうで)山(標高352メートル)には讃岐(さぬき)岩が産出する。浦島...
しょうわぶんだんそくめんし【昭和文壇側面史】
小説家・評論家の浅見淵の著作。「早稲田文学」の編集に携わるなど、自身も深く文壇にかかわってきた著者が、晩年の芥川竜之介、若き日の五木寛之など数多くの作家たちのエピソードを交えて語る文壇史。昭和4...
しょ‐とう【初唐】
中国、唐代の文学史を4期に区分した、その第1期。唐初の618年から、玄宗の即位前年(712)までの約100年。前代の南朝風の繊弱な宮廷詩の影響も残るが、律詩の定型が完成され、次の盛唐期を準備した...
しんたい‐し【新体詩】
明治後期に口語自由詩が現れる以前の文語定型詩。多く七五調で、明治15年(1882)外山正一らの「新体詩抄」に始まり、北村透谷・島崎藤村・土井晩翠(どいばんすい)などの作によって発展、やがて近代詩...
しんぴのこうたん【神秘の降誕】
《原題、(イタリア)Natività mistica》ボッティチェリの絵画。カンバスに油彩。縦109センチ、横75センチ。幼子イエスの誕生を祝う天使、および東方の三博士の来訪を神秘的に描いた作品...
じ‐あい【時合(い)】
1 釣りで、魚がよく餌を食うころあい。 2 ころあい。時刻。「多分、晩の—にならう」〈浄・氷の朔日〉
ジェルサンのかんばん【ジェルサンの看板】
《原題、(フランス)L'Enseigne de Gersaint》ワトーの絵画。カンバスに油彩。友人でもある画商ジェルサンのために描かれた最晩年の作品。ベルリン、シャルロッテンブルク宮殿所蔵。