ぞくちょうのあき【族長の秋】
《原題、(スペイン)El otoño del patriarca》ガルシア=マルケスの長編小説。1975年刊。百年以上にわたり、非情な独裁を敷いた架空の国の独裁者の晩年を、時間の流れやエピソード...
タオス【Taos】
米国ニューメキシコ州北部の町。サングレ‐デ‐クリスト山脈の西麓に位置する。世界遺産に登録されたプエブロ族の集落、タオスプエブロへの観光拠点。英国の作家D=H=ローレンスが晩年を過ごし、彼の墓所がある。
たきもの‐ひめ【薫物姫】
織女星。乞巧奠(きっこうでん)の際に一晩中薫き物をしたところからという。
たたき‐な【叩き菜】
七草がゆに用いる菜。正月6日の晩あるいは7日の朝にまな板にのせてたたく行事がある。
堪(たま)ったものではな・い
「たまらない」を強めていう語。「朝から晩までこき使われては—・い」
たまにしき‐さんえもん【玉錦三右衛門】
[1903〜1938]力士。第32代横綱。高知県出身。本名、西内弥寿喜(やすき)。晩年は双葉山の好敵手として一時代を築いたが、昭和13年(1938)巡業中に病死した。優勝9回。→第31代横綱常ノ...
たま‐ぶき【玉蕗】
キク科の多年草。山林に生え、高さ0.5〜1.5メートル。葉は大きく広卵形で、裏面は綿毛が密生し白みを帯びる。葉の付け根にむかごができる。晩秋、多数の白い花をつける。
たん‐せき【旦夕】
1 朝と晩。朝夕。朝暮。 2 つねづね。始終。副詞的にも用いる。「—怠らず」 3 差し迫っていること。危急が切迫していること。短時間。「自己(おのれ)は—に死を待ちぬ」〈蘆花・不如帰〉
たんそう‐すいみん【単相睡眠】
一日に一回の睡眠を毎晩6〜8時間まとめてとること。単相性睡眠。→分割睡眠
たん‐ぼ【旦暮】
1 朝晩。あけくれ。旦夕。 2 時機が迫っていること。「城中糧尽き、陥落—に在るを知りしより」〈竜渓・経国美談〉