ゆく‐はる【行く春】
過ぎ去っていこうとする春。暮れていく春。晩春。《季 春》「—や鳥啼き魚の目は泪(なみだ)/芭蕉」 [補説]書名別項。→ゆく春
ゆっくり
[副](スル) 1 動作が遅いさま。「—(と)腰を上げる」「—(と)話す」 2 時間的にゆとりがあるさま。「今から行けば電車に—間に合う」「一度—お話ししたい」 3 気持ちにゆとりのあるさま。「...
よい‐よい【宵宵】
毎晩。「我がやどに咲きたる梅を月夜良み—見せむ君をこそ待て」〈万・二三四九〉
よがな‐よっぴて【夜がな夜っぴて】
[副]夜通し。一晩中。「—騒ぎ歩く」→夜っぴて
よく‐ばん【翌晩】
翌日の晩。
よく‐や【翌夜】
翌日の夜。翌晩。
よ‐ごと【夜毎】
毎夜。毎晩。よなよな。
よ‐ごもり【夜籠もり】
1 一晩中こもって神仏に祈ること。 2 夜が深いこと。深夜。「木の暗(くれ)の四月(うづき)し立てば—に鳴くほととぎす」〈万・四一六六〉
よ‐さり【夜さり】
《「さり」は来る、近づくの意を表す動詞「去る」の連用形から》 1 夜になるころ。夜。ようさり。「私などは—店を了(しま)いますると」〈鏡花・草迷宮〉 2 今夜。今晩。「大納言—斬らるべう候ふなれ...
よ‐じゅう【夜中】
一晩中。終夜。よもすがら。「悪魔は…、—刑場に飛んでいたと云う」〈芥川・おぎん〉