きょむ‐とう【虚無党】
帝政ロシア時代、チェルヌイシェフスキーを指導者とする革命的民主主義者の党派の称。 ロシア皇帝暗殺などの非常手段に訴えた1870〜80年代の革命家たちを、非難してよんだ語。
ぐんじん‐こうてい【軍人皇帝】
古代ローマ帝国の内乱時代、235年から285年にかけて、各地の軍隊によって擁立された皇帝たちの総称。50年間に18人(共同統治者を含めると26人)が帝位につき、そのほとんどが暗殺された。
けつめい‐だん【血盟団】
井上日召の指導によって結成された右翼団体。国家革新を目ざし、一人一殺(いちにんいっさつ)主義を掲げた。昭和7年(1932)、井上準之助・団琢磨を暗殺した。
サイダ【Saida】
レバノン南西部、地中海に面する港湾都市。ベイルートの南約50キロメートルに位置する。サウジアラビアとパイプラインで結ばれ、石油の積出し港として重要な役割を担っている。古代フェニキアの都市国家シド...
さくらだもんがい‐の‐へん【桜田門外の変】
安政7年(1860)3月3日、勅許なく安政の仮条約に調印し、安政の大獄などで弾圧を行った大老井伊直弼(いいなおすけ)が、水戸・薩摩(さつま)の浪士らに桜田門外で暗殺された事件。 吉村昭の歴史...
さつ【殺】
[音]サツ(漢) サイ(漢) セツ(呉) [訓]ころす そぐ [学習漢字]5年 〈サツ〉 1 ころす。「殺意・殺害・殺菌・殺人/圧殺・暗殺・活殺・虐殺・自殺・銃殺」 2 そぎとる。なくす。「殺...
サラエボ‐じけん【サラエボ事件】
1914年6月28日、オーストリア皇太子フランツ=フェルディナント大公夫妻が、サラエボでセルビアの汎スラブ主義者に暗殺された事件。第一次大戦のきっかけとなった。
し‐かく【刺客】
《「しきゃく」「せっかく」とも》 1 暗殺する人。暗殺者。 2 党の規律に反し離党した議員に対し選挙での公認を与えず、失脚をねらって党本部が送り込んだ対立候補。 [補説]2は、平成17年(200...
し‐が【歯牙】
1 歯と牙(きば)。また、歯。 2 言葉。口先。「暗殺攘夷の論は固(もと)より—に留るに足らず」〈福沢・文明論之概略〉
ジア‐ウッダン【Zia Uddan】
バングラデシュの首都ダッカにある霊廟。国会議事堂に隣接し、周囲に公園が広がる。1981年にチッタゴンで暗殺された同国第4代大統領ジアウル=ラーマンを祭る。