ほのおにてをかざして【焔に手をかざして】
石垣りんの第2散文集。昭和55年(1980)刊行。都会に一人で暮らす詩人の心に去来するさまざまな人々との思い出を綴る。
枕(まくら)を高(たか)く◦する
《「戦国策」魏策から》安心して寝る。また、安心して暮らす。「資金繰りがついてようやく—◦して眠れる」
まじ‐め【真面目】
[名・形動]《「まじ」は「まじまじ」の「まじ」と同じか》 1 うそやいいかげんなところがなく、真剣であること。本気であること。また、そのさま。「—な顔」「—に話をする」 2 真心のあること。誠実...
まん‐ぜん【漫然】
[ト・タル][文][形動タリ]とりとめのないさま。ぼんやりとして心にとめないさま。「—と日を暮らす」「—と眺める」
みいなのこうしん【ミーナの行進】
小川洋子の小説。家庭の事情で従妹のミーナの家で暮らすことになった「私」の少女時代の1年間を描く。平成18年(2006)刊行。同年、第42回谷崎潤一郎賞受賞。平成19年(2007)、第4回本屋大賞...
ミクロキスティス【(ラテン)Microcystis】
藍藻(らんそう)類の微小藻。一つの細胞からなり、ふつう多数が集まって暮らす。アオコはこの藻が異常に増殖したもの。
ミゲルストリート【Miguel Street】
トリニダード出身のインド系英国人作家、ナイポールの短編小説集。1959年刊行。トリニダードの下町、ミゲル通りに暮らす風変わりな人々を描いた連作短編集。
みさき【岬】
中上健次の中編小説。紀州の田舎町に暮らす青年の孤独と閉塞感を描く。昭和50年(1975)発表。同年、第74回芥川賞受賞。
みやま‐しろちょう【深山白蝶】
シロチョウ科のチョウ。高山チョウの一。翅(はね)の開張6.4センチくらい。スジグロシロチョウに似るが、翅は半透明。幼虫はメギなどの葉を食べ、糸をはいて共同の巣を作って暮らす。
身(み)を隠(かく)・す
人に見つからないように隠れる。世間の目から逃れてひっそり暮らす。