くうちゅうていえん【空中庭園】
角田光代の連作短編小説。平成14年(2002)「別冊文芸春秋」誌で連載された5作品に、書き下ろし1作品を加えて同年単行本化。郊外の団地に暮らす家族の複雑な人間模様を淡々と描く。平成15年(20...
くっちゃ‐ね【食っちゃ寝】
[連語]《「食っちゃ」は「食っては」の音変化》俗に、食事をしては寝てばかりいること。転じて、何もしないでぶらぶら暮らすこと。「—生活」
くも‐ざる【蜘蛛猿】
クモザル科の哺乳類。樹上で暮らす。親指が退化し、指は4本。尾で枝にぶら下がり、四肢を動かしている姿がクモのように見える。中南米の森林にすむ。
くらし【暮(ら)し】
1 暮らすこと。一日一日を過ごしていくこと。「都会での—に慣れる」 2 日々の生活。生計。「豊かな—」「—の足しにする」
けいさつにっき【警察日記】
伊藤永之介の小説。東北の小さな町の警察官と、その町に暮らす人々を描く。昭和27年(1952)刊行。昭和30年(1955)、久松静児監督により映画化。
けいしゅうナザレえん【慶州ナザレ園】
上坂冬子によるルポルタージュ。昭和57年(1982)刊。植民地時代に朝鮮半島の男性と結婚し、戦後も韓国に取り残された日本人女性たちが暮らす老人ホームに取材し、歴史の悲劇と福祉のあり方を検証する。...
けちょう【化鳥】
泉鏡花の小説。明治30年(1897)、文芸雑誌「新著月刊」に掲載。著者初の口語体による小説で、全編が橋のたもとの番小屋で母親と二人で暮らす少年による語りとして書かれている。
こう‐が【高臥】
[名](スル)俗世間を離れ、心を高く持って、山野などでひそかに暮らすこと。
こう‐ふく【幸福】
[名・形動]満ち足りていること。不平や不満がなく、たのしいこと。また、そのさま。しあわせ。「—を祈る」「—な人生」「—に暮らす」 [派生]こうふくさ[名]
こくさい‐ひんこんライン【国際貧困ライン】
世界銀行が設定する貧困ライン。1日あたり1.90米ドル。 [補説]1日1.90米ドル未満で暮らす貧困層の人口は世界で7億6900万人。貧困率は10.7パーセント(2013年時点、2017年世界銀...