ぼう‐ぎゃく【暴虐】
[名・形動]むごいことをして人を苦しめること。また、そのさま。「—の限りを尽くす」「—な政治」 [派生]ぼうぎゃくさ[名]
ぼう‐くん【暴君】
1 人民を苦しめる暴虐な君主。 2 ひとり横暴に振る舞う者。「家では—ぶりを発揮する」
ぼうくんほうばつ‐ろん【暴君放伐論】
《(ラテン)monarchomachia》人民は暴君に服従する義務はなく、その殺害も許されるとする主張・思想。16世紀後半、フランスにおける宗教的対立の中から、主にユグノーによって主張された。モ...
ぼうくん‐りゅう【暴君竜】
⇒ティラノサウルス
ぼう‐げん【暴言】
礼を失した乱暴な言葉。無礼で、むちゃな発言。「逆上して—を吐く」
ぼう‐こう【暴行】
[名](スル) 1 乱暴な行為。不正な行い。「其—の寛厳は立君独裁の—に異ならずと雖も」〈福沢・文明論之概略〉 2 暴力を用いて人身に危害を加えること。「—を加える」「通行人に—する」 3 力ず...
ぼうこう‐ざい【暴行罪】
人の身体に、傷害に達しない程度の物理的な暴力を加える罪。刑法第208条が禁じ、2年以下の懲役もしくは30万円以下の罰金、または拘留もしくは科料に処せられる。→傷害罪
ぼうこ‐ひょうが【暴虎馮河】
《「論語」述而から》トラに素手で立ち向かい、黄河を徒歩で渡ること。血気にはやり無謀なことをすることのたとえ。「—の勇」
ぼう‐し【暴死】
急に死ぬこと。頓死(とんし)。
ぼう‐しゃ【暴瀉】
激しい下痢。また、激しい下痢を伴う流行病。「二十二になった年の夏、—で亡くなった」〈鴎外・安井夫人〉