いし‐がみ【石神】
奇石・霊石などを神体または神の依代(よりしろ)として祭った民間信仰の神。しゃくじん。しゃくじ。 [補説]狂言の曲名別項。→石神
いしもと‐みゆき【石本美由起】
[1924〜2009]作詞家。広島の生まれ。本名、美幸。作曲家の古賀政男や遠藤実らとのコンビで歌謡曲を多数手がける。代表作は、美空ひばりが歌った「港町十三番地」「悲しい酒」、岡晴夫が歌った「憧(...
イシュタル【Istar】
《「イスタール」とも》ダンディの管弦楽曲。正式名称は「交響変奏曲イシュタル」。1896年作曲。古代メソポタミアの女神イシュタルが死者の国へ下る様を描いた作品。
いじかり‐また【いじかり股】
股を広げ、足を曲げて歩く姿。えじかりまた。「踏張足(ふんばりあし)齷齪足(あくせくあし)外輪大股—無論美人ならず」〈露伴・艶魔伝〉
いす【椅子】
《原題、(フランス)Les chaises》イヨネスコの戯曲。1幕。1952年初演。不条理演劇の代表作。
い‐すう【異数】
[名・形動] 1 《「数」は等級の意》普通とは違った待遇。特別の恩恵。 2 他に例のないこと。めったにないこと。また、そのさま。異例。「地主と半々に分けるところは—なくらいだ」〈藤村・千曲川のス...
いすか【交喙/鶍】
アトリ科の鳥。全長18センチくらい。全体に雄は暗紅色、雌は黄緑色。くちばしは曲がって上下が食い違い、松やモミの実を食べる。ユーラシアと北アメリカに分布。日本には冬に渡来するが、繁殖することもある...
いずみやそめものみせ【和泉屋染物店】
木下杢太郎の戯曲。明治44年(1911)「スバル」誌に発表。明治45年(1912)刊行。大正3年(1914)、新時代劇協会により有楽座で初演。
いせ‐の‐うみ【伊勢の海】
伊勢湾のこと。[歌枕]「—に釣りする海人(あま)の浮けなれや心ひとつを定めかねつる」〈古今・恋一〉
催馬楽(さいばら)の曲名。律の曲。
いせ‐ま【伊勢間】
伊勢地方で行われた柱間の寸法。曲尺(かねじゃく)の5尺8寸(約176センチ)を一間(いっけん)とする。