いが‐とうめ【伊賀専女】
1 キツネの別名。 2 人をだますような口をきく媒酌人をキツネにたとえていう語。「今更に—にやとつつましくてなむ」〈源・東屋〉
イシマンガリソ‐しっちこうえん【イシマンガリソ湿地公園】
《iSimangaliso Wetland Park》南アフリカ北東部、モザンビークに近いインド洋沿岸に広がる公園。いくつもの自然保護区からなる。湖・湿原・砂浜・サンゴ礁など地形は変化に富み、豊...
うち‐なび・く【打ち靡く】
[動カ四] 1 草や髪などが、風になびく。「穂先の蘇枋(すはう)にいと濃きが、朝霧にぬれて—・きたるは」〈枕・六七〉 2 人が横になる。「うつせみの世の人なれば—・き床に臥(こ)い伏し」〈万・...
うまわ・る【殖る】
[動ラ四]ふえひろがる。「一つの氏—・りて更に万の姓に為(な)れり」〈允恭紀〉
うら・みる【恨みる】
[動マ上一]「恨む」に同じ。「昇にこそ怨はあれ、昇に—・みられる覚えは更にない」〈二葉亭・浮雲〉 [補説]上二段活用の動詞「恨む」は近世以降、四段化したが、近代でも上一段の例がある。
えいそ‐の‐かぜ【永祚の風】
永祚元年(989)8月13日の夜、京坂に吹いた大風。大風のたとえとして語り継がれた。「—更に及ばぬ天災なり」〈愚管抄・四〉
えん‐だ・つ【艶立つ】
[動タ四]優美な振る舞いをする。「花の中にまじり給へる御さま、殊更に—・ち色めきても」〈源・宿木〉
エージェント‐しこう【エージェント指向】
《agent-oriented》ソフトウエアやコンピューターシステムの設計概念の一。自律的かつ能動的に協調・連携するエージェントと呼ばれる各部分の要素で構成される。オブジェクト指向を更に発展させ...
おい‐う・つ【追ひ撃つ/追ひ討つ/追ひ打つ】
[動タ四] 1 逃げる敵を追いかけ、重ねて攻撃する。追撃する。「設けし弦を採り出(い)だして、更に張りて—・ちき」〈記・中〉 2 相手の弱みにつけこむ。「此の女の方より帯、着物、頭巾—・っての恋...
おもい‐うたが・う【思ひ疑ふ】
[動ハ四]不審を抱く。疑わしく思う。「更にな—・ひ給ひそ」〈落窪・二〉