てん‐しょ【篆書】
中国で秦以前に使われた書体。大篆と小篆とがあり、隷書・楷書のもとになった。印章・碑銘などに使用。篆。
てん‐じ【篆字】
篆書体の文字。篆文。→篆書
てん‐ぶん【篆文】
篆書体の文字。篆字。篆。
とうしいってき【骰子一擲】
《原題、(フランス)Un Coup de dés》マラルメの詩。1897年、雑誌「コスモポリス」に掲載されたものが初出。著者の遺作で、決定稿が単行本化されたのは没後の1914年。異なる大きさや書...
ななつ‐いろは【七つ以呂波】
平仮名・片仮名・万葉仮名など七つの書体に書き分けた、いろは歌。手習いの手本などに用いた。
なみ‐じ【並字】
印刷で、特殊でない書体や大きさの活字。一般に明朝体(みんちょうたい)の全角のものをいう。
に‐べつ【二別】
花押の書き方の一。名乗りを書くときに、上の字をふつうの書体で、下の字を草体で書くこと。にべち。
はっ‐たい【八体】
1 漢字の8種の書体。諸説あり、漢代の「説文解字」では、秦の八体として大篆(だいてん)・小篆(しょうてん)・刻符・虫書・摹印(ぼいん)・署書・殳書(しゅしょ)・隷書(れいしょ)を挙げる。 2 発...
はっ‐ぷん【八分】
漢字の書体の一。隷書(れいしょ)の一種で、横画の終筆を右にはね上げるのが特徴。八分書。漢隷。→隷書
ひっき‐たい【筆記体】
字体の一。ローマ字などの表記で、活字体に対し、手で書くときの書体。