あそび‐がみ【遊び紙】
《flyleaf》書物の巻頭・巻末の見返し紙と本文との間に入れる白紙。
あっ‐かん【圧巻】
《「巻」は、昔の中国の官吏登用試験の答案。最優等者のものをいちばん上にのせたところから》書物の中で最もすぐれた詩文。作中最もすぐれた部分。転じて、全体の中で、最もすぐれた部分。出色(しゅっしょく...
あ・む【編む】
[動マ五(四)] 1 糸・竹・籐(とう)・針金・髪などを互い違いに組み合わせて、一つの形に作り上げる。そのようにして、ある物を作り上げる。「藺草(いぐさ)でござを—・む」「髪をお下げに—・む」 ...
あらわ・す【著す〔著わす〕】
[動サ五(四)]《「現す」と同語源》書物を書いて出版する。著作する。「社史を—・す」
あんない‐き【案内記】
ある土地に関する地理や交通手段、名所・旧跡などを記した書物。
い‐しょ【医書】
医学・医術に関する書物。医学書。
い‐しょ【異書】
1 同一の書でありながら、字句に多少違うところのある書物。異本。「—の校合(きょうごう)」 2 めずらしい書。珍本。 3 儒書に対して、道家の書。仙術などに関する不可思議なことを記した秘本。
い‐しょ【緯書】
中国、前漢末から後漢にかけて作られた書物。経書に対するもので、易緯・書緯・詩緯・礼緯・楽緯・春秋緯・孝経緯など多種がある。儒教の経義に関連させながら予言・禍福・吉凶などを説いたもの。後世、儒家の...
い‐しょ【遺書】
1 死後のために書き残す文書や手紙。書き置き。遺言状。 2 後の世に残した書物。遺著。 3 方々に散りうせた書物。 [補説]書名別項。→遺書
いた‐かぶ【板株】
近世、書物の版木を所有する権利。現在の版権にあたる。