にとう‐へいそう【二等兵曹】
旧海軍における水兵科下士官の3階級の一つ。昭和17年(1942)以前は中間の階級だったが、同年以降は最下位の三等兵曹を改称してこう呼び、一等兵曹の下で兵である水兵長の上となった。陸軍の伍長に相当する。
はい‐あが・る【這い上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 はって上がる。はうようにして上にあがる。「がけを—・る」 2 苦労して悪い状態を切り抜ける。ある地位に達する。「最下位から—・る」
びり
1 いちばんあとの順位。最下位。どんじり。「成績はクラスで—だ」 2 人体の尻(しり)。「酒を買って、—を切られると云ふ事があるでないか」〈伎・関取菖蒲𥿠〉 3 美人。また、女郎。「人情を知って...
びりっ‐けつ
《同じ意味の「びり」と「けつ」を重ねた語》最下位・最後尾をいう俗語。びりっかす。
ふ‐か【不可】
1 よくないこと。いけないこと。「可もなく—もなし」 2 成績などの等級の最下位。優・良・可に次ぐもので、不合格。
ブービー【booby】
《びり、の意》ゴルフやボウリングなどで、最下位から2番目の順位。「—賞」
へい【兵】
1 戦闘に従事する者。軍人。兵士。「—を集める」 2 軍人の最下位の階級。旧陸海軍では、兵長以下の軍人。「二等—」 3 戦うこと。戦争。いくさ。「敗軍の将は—を語らず」「—を起こす」 4 武器。兵器。
へいしゅ‐ごうかく【丙種合格】
もと徴兵検査で、甲種・乙種に次ぐ最下位の合格順位。現役には不適であるが、国民兵役には適するとされるもの。
まく‐じり【幕尻】
相撲で、幕内の最下位。前頭の末尾の地位。また、その力士。
まっ‐せき【末席】
最下位の座席。また、その地位。下座(しもざ)。末座。ばっせき。「—に名を連ねる」