きょう【京】
1 皇居のある土地。みやこ。「—へのぼる」 2 京都。 3 いろは歌の最後「す」の次につける語。 4 ⇒けい(京)
きょうえん【饗宴】
《原題、(ギリシャ)Symposion》プラトンの中期対話編の一。詩人アガトン邸での祝宴で、参会者が順に恋の神エロスを賛美する演説をし、最後にソクラテスがエロスになぞらえて知恵の愛である哲学を...
強弩(きょうど)の末(すえ)魯縞(ろこう)に入(い)る能(あた)わず
《「漢書」韓安国伝から》強い弓で射た矢も、最後にはその勢いが衰えて、魯で産する薄絹さえも射通すことができない。強いものも、衰えてしまっては何事もできなくなることのたとえ。
京(きょう)の夢(ゆめ)大阪(おおさか)の夢(ゆめ)
夢の話をする前に唱える言葉。 [補説]江戸いろはガルタで、最後の句。
きょ‐しょう【去声】
1 漢字の四声(しせい)の一。発音の最初が強く、最後が低く弱まるもの。きょせい。→四声 2 日本漢字音や国語アクセントの声調の一。上昇調に発音するもの。
きり
[副助]《名詞「き(切)り」から転じた語。「っきり」「ぎり」の形でも用いる》体言、活用語の連用形・連体形に付く。 1 動作や事物に付いて、その範囲を限定する意を表す。 ㋐だけ。かぎり。「ひとり—...
きり【切り/限り】
[名] 1 区切り。切れ目。「—のよいところでやめる」「—をつける」 2 (多く「きりがない」「きりのない」などの形で用いる)かぎり。はて。際限。「欲をいえば—がない」 3 (限り)商品の先物...
キリ
《(ポルトガル)cruz(十字架)から》 1 10の意。 2 最後。また、最低のもの。「ピンから—まで」⇔ピン。 3 天正カルタ4種48枚のうち、各種の12枚目。
きり‐ねた【切りねた】
1 漫才で、最後にどっと笑わせて舞台を降りるときに用いるねた。 2 落語で、真打ちが演じるものとされている出し物。大ねた。
きり‐のう【切能/尾能】
能で、1日の番組の最後に演じる能。普通は、五番立てで正式に演じる場合の五番目の曲種の能(五番目物)をいう。切(き)り。