きり‐ふだ【切(り)札】
1 トランプで、他のすべての札を負かす力を与えられた札。 2 とっておきの最も有力な手段。「最後の—を出す」「—となる証拠」
きり‐まえ【切(り)前】
1 義太夫節で、切(き)りの前の部分。また、それを語る太夫。 2 寄席で、最後から一つ前の演目。また、とりのすぐ前に出る芸人。
きり‐まく【切(り)幕】
1 「揚げ幕」に同じ。 2 歌舞伎で、1日の興行の最後の幕。切狂言。
きわめ【極め】
1 刀剣・書画・骨董(こっとう)などの価値をみきわめること。鑑定。目利き。また、その鑑定書。「—をつける」 2 推し進めた最後のところ。極限。果て。きわみ。「運の—ぞ無念なる」〈謡・熊坂〉 3 ...
気(き)を抜(ぬ)・く
1 緊張をゆるめる。「最後まで—・くな」 2 びっくりさせる。肝をぬく。「からくりの太鼓に—・かれて」〈洒・辰巳之園〉
きんせいのきどう【金星の軌道】
《原題、(ドイツ)Hesperus-Bahnen》ヨーゼフ=シュトラウスの管弦楽によるワルツ。1870年初演。ヨーゼフの生前に初演された最後の作品として知られる。別邦題「宵の明星の軌道」。
きんとう‐てん【金刀点】
書道で、「大」の字の右下に引く最後の一画。刀に似るところからいう。
ぎゅう‐はいえき【牛肺疫】
家畜伝染病予防法の監視伝染病(家畜伝染病)の一つ。牛・水牛・鹿などがかかる伝染性肺炎。病原体はマイコプラズマ属の牛肺疫菌。アフリカを中心に発生が見られるが、日本では昭和15年(1940)を最後に...
く‐きょう【究竟】
1 仏語。物事の最後に行きつくところ。無上。終極。 2 極めてすぐれていること。また、そのもの。「主従三騎—の逸物(いちもつ)どもにて」〈平治・中〉 3 極めて都合がよいこと。あつらえむき。くっ...
くくり【括り】
1 ひもなどでくくること。 2 複数のものを一つの範疇にまとめること。ひとまとめ。枠。「すべての事故を業務上過失とする—には無理がある」「生活習慣病という—には入らない」 3 最後のまとめ。しめ...