こみず
[名・形動] 1 ささいなこと。細かなこと。また、そのさま。「誠に—な所へ気が付かっしゃるから」〈人・梅児誉美・後〉 2 しみったれなこと。けちなこと。また、そのさま。「これ—な客のすることなり...
ご【期】
1 とき。おり。期限。「この—に及んで」 2 際限。限度。「申すべきことは—もなく侍るを」〈大鏡・道長下〉 3 死ぬとき。最期。臨終。「きのふより心も弱り身も苦しみて、さらに—を待つばかりなり」...
さい‐ご【最後】
1 物事のいちばんあと、または後ろ。いちばん終わり。最終。「—の力を振り絞る」「列の—に並ぶ」「—の—まであきらめない」「学生生活の—を飾る」⇔最初。 2 (「…たら最後」「…が最後」の形で)そ...
さいご‐どころ【最期所】
「最期場(さいごば)」に同じ。
さいご‐ば【最期場】
死に場所。最期所。「道端はいかがなり。いざ—を変へまいか」〈浄・丹波与作〉
しゅう‐えん【終焉】
生命が終わること。死を迎えること。また、その時。臨終。最期。末期(まつご)。比喩的にも用いる。「—の地」「近代の—」 [補説]書名別項。→終焉
すこ‐たん
1 「すかたん2」に同じ。「あの唄は人のうたふのは皆—だの」〈滑・浮世床・二〉 2 頭をぞんざいにいう語。どたま。「こみづぬかすが最期、—張り砕くのぢゃ」〈伎・韓人漢文〉
せいぼマリア‐の‐いえ【聖母マリアの家】
《Meryem Ana Evi》トルコ西部の町セルチュクにあるキリスト教徒の聖地。イエスの死後、聖母マリアはエフェソスで使徒ヨハネと晩年を過ごしたとされたが、最期を迎えた家は長らく見つからなかっ...
せったい【接待/摂待】
謡曲。四番目物。金春(こんぱる)以外の各流。宮増(みやます)作といわれる。山伏姿の義経主従が奥州の佐藤継信の館(やかた)で老母から接待を受け、弁慶は継信・忠信兄弟の最期を語る。
そう‐ぜつ【壮絶】
[名・形動]きわめて勇ましく激しいこと。また、そのさま。「—な最期を遂げる」「—な戦い」 [補説]「壮絶ないじめ」のように、すさまじいさま、むごたらしいさまの意で用いられることがある。 [派生]...