そう‐れつ【壮烈】
[名・形動]意気が盛んで激しいこと。勇ましくてりっぱなこと。また、そのさま。「—をきわめた戦い」「—な最期を遂げる」
ただのり【忠度】
謡曲。二番目物。世阿弥作。須磨の浦で野宿した僧の夢に平忠度の霊が現れ、読み人知らずとなっている千載集の自作の歌に作者名をつけてほしいと頼み、一の谷の戦いでの最期のありさまを語る。
ちちのいさん【父の遺産】
《Patrimony》米国の作家、フィリップ=ロスによる実父の回想記。脳腫瘍に侵された父親との最期の日々を描く。1991年刊行。同年、第16回全米批評家協会賞(伝記・自叙伝部門)受賞。
名(な)に旧(ふ)・る
古くからその名が知られている。「ここぞ—・る鈴の森最期場」〈浄・八百屋お七〉
はれこそで【晴小袖】
大塚楠緒子の作品集。明治39年(1906)刊。「離鴛鴦」など自作の小説・戯曲のほか、メーテルリンクの戯曲「タンタジルの最期」など海外文学作品の翻訳を収める。
ひ‐うん【悲運】
悲しい運命。「—の最期」
ひごう‐の‐さいご【非業の最期】
業因による寿命の終わらないうちに最期を迎えること。災難などで思いがけない死に方をすること。非業の死。「—を遂げる」
ひごう‐の‐し【非業の死】
⇒非業の最期
ひ‐めい【非命】
天命でなく、思いがけない災難で死ぬこと。横死。「—に倒れる」「—の最期」
ヒロイック【heroic】
[形動]勇ましいさま。雄々しいさま。英雄的。「—な最期」