サンクリストバル‐の‐おか【サンクリストバルの丘】
《Cerro San Cristóbal》 ペルーの首都リマにある丘。市街北東部に位置する。標高約400メートル。インカ帝国を滅ぼしたスペインのピサロが、勝利を記念して十字架と教会を建て、聖人...
さんご‐かい【珊瑚海】
《Coral Sea》南西太平洋の一部、オーストラリア・ニューギニア・ソロモン諸島・ニューカレドニアなどによって囲まれる海域。珊瑚礁が発達し、グレートバリアリーフ(大堡礁(だいほしょう))は有名...
さん‐さく【三作】
有名な三人の刀工、粟田口吉光・岡崎正宗・郷義弘。また、その刀剣。→奈良三作
さん‐ざん【三山】
有名な三つの山。香具山(かぐやま)・畝傍山(うねびやま)・耳成山(みみなしやま)の大和(やまと)三山、月山(がっさん)・湯殿山・羽黒山の出羽(でわ)三山など。
「熊野三山」に同じ。
サンジャン‐ド‐リュズ【Saint-Jean-de-Luz】
フランス南西部、ピレネーザトランチック県、ニベル川の河口に位置する港町。17世紀にルイ14世とスペイン王女マリー=テレーズとの結婚式が行われたサンジャンバティスト教会や、ルイ14世が滞在した館な...
さんじゅうさんげん‐どう【三十三間堂】
京都市東山区にある天台宗の寺、蓮華王院(れんげおういん)本堂の通称。長寛2年(1164)後白河法皇の勅願で平清盛が建立。のち焼失したが、文永3年(1266)に復原。中央に湛慶(たんけい)作の千手...
さんじゅうさん‐しょ【三十三所】
観世音を安置した33か所の霊場。坂東三十三所・秩父(ちちぶ)三十三所などあるが、西国(さいこく)三十三所が最も有名。数は観世音の化身33体に基づく。三十三番。
さんじゅうろっかせんえまき【三十六歌仙絵巻】
三十六歌仙の肖像を描き、それぞれの略伝と詠歌1首とを書き添えた絵巻。鎌倉初期の作で絵は藤原信実、詞は九条良経と伝える佐竹本(2巻)が特に有名で、似絵(にせえ)の技法による顔貌描写にすぐれる。
さんせい‐ぼんち【鑽井盆地】
不透水層に挟まれた透水層が、一方に傾斜した構造や盆地構造を呈する地域。被圧地下水が存在し、井戸を掘ると自噴しやすい。オーストラリアの大鑽井盆地が有名。
さんそう‐か【山相家】
山相学に詳しい人。山相を説く人。江戸末期の佐藤信淵(のぶひろ)などが有名。