さん‐う【三有】
⇒さんぬ
さん‐ぬ【三有】
《「さんう」の連声(れんじょう)》仏語。 1 欲界・色界・無色界の三界の生存である欲有・色有・無色有。 2 現在の生存である本有、未来の当有、その中間の生存である中有。
し‐う【四有】
仏語。人間が生まれて死に、さらに次の生をうけるまでの存在を四つに分けたもの。生有(しょうう)・本有・死有・中有。
し‐う【死有】
仏語。四有(しう)の一。寿命が尽きて死ぬときの、最後の瞬間。
しゃ‐ゆう【社有】
企業が所有すること。「—物件」
しゆう【子有】
[前522〜前489]中国、春秋時代の学者。孔門の十哲の一人。魯(ろ)(山東省)の人。姓は冉(ぜん)、名は求。学をもって季康子に仕えた。冉有。
し‐ゆう【市有】
市が所有していること。「—地」
し‐ゆう【私有】
[名](スル)公共のものでなく、私人が所有していること。個人の所有。「山林を—する」「—物」⇔公有。
しょ‐う【諸有】
仏語。 1 あらゆるものみな。諸法。 2 《「有」は有情としての存在・生存の意》生命のあるものの生存の状態に種々あること。主として二十五有の迷いの境界をいう。
しょう‐う【生有】
仏語。四有(しう)の一。衆生(しゅじょう)がどこかに生まれる瞬間。