む‐う【無有】
無いことと有ること。有無(うむ)。
む‐かう【無何有】
《「何有」は「何か有らむ」と読み、何物もない意。「むがう」とも》自然のままで何の作為もないこと。また、そのような状態。むかゆう。「唯昔の苦行者のように—の砂漠を家としている」〈芥川・侏儒の言葉〉
む‐かゆう【無何有】
「むかう(無何有)」に同じ。
ゆう【有】
1 あること。存在。「無から—を生じる」⇔無(む)。 2 持っていること。所有すること。「敵の—に帰する」 3 ⇒存在2 4 数字とともに用いて、さらに、その上また、の意を表す。「十—余年」
ゆう【有】
[音]ユウ(イウ)(漢) ウ(呉) [訓]ある もつ たもつ [学習漢字]3年 〈ユウ〉 1 …がある。存在する。「有益・有害・有効・有罪・有志・有望・有名・有利・有料・有力/烏有(うゆう)・...
りょう‐ゆう【領有】
[名](スル)自分のものとしてもつこと。領地としてもつこと。「自国の—する島」