いや‐おい【弥生】
1 草木がますます生い茂ること。「あづさ弓末野の草の—に春さへ深くなりぞしにける」〈新撰六帖・一〉 2 陰暦3月。やよい。
いやし・い【卑しい/賤しい】
[形][文]いや・し[シク] 1 身分・社会的地位が低い。「—・い身」 2 品位に欠けている。下品だ。「—・い言葉遣い」「根性が—・い」 3 貧しい。みすぼらしい。「服装が—・い」 4 飲食物や...
い‐ゆう【畏友】
尊敬している友人。また、友人に対する敬称。「—鈴木君」
いよ‐がすり【伊予絣】
愛媛県松山市付近で産する木綿の紺絣。農村向けの作業着や夜具地などに用いる。松山絣。
いよ‐ぞめ【伊予染(め)】
染め文様の名。縞模様に濃淡をつけ、重ねた伊予簾(すだれ)2枚を透かしてできる木目のような文様に染めたもの。江戸時代、文化年間(1804〜1817)に流行した。
いよ‐ろう【伊予蝋】
愛媛県(伊予国)に産する木蝋(もくろう)。ハゼノキの実から作られる。
いら【刺】
1 草木のとげ。いらら。 2 魚の背びれのとげ。 3 イラクサのこと。
い‐らく【怡楽】
[名](スル)喜び楽しむこと。「悠々たる追憶の—の中から」〈啄木・葬列〉
いら‐たか【苛高/刺高】
《「いらだか」とも》 1 角だってごつごつしていること。「—の老木にそひて」〈泣菫・零余子〉 2 「苛高数珠」の略。「持ったる—、知盛の首にひらりと投げかくれば」〈浄・千本桜〉
イラン‐イラン【ylang-ylang/ilang-ilang】
バンレイシ科イランイランノキ属の常緑高木。花から香水用の油をとる。