牛(うし)は嘶(いなな)き馬(うま)は哮(ほ)え
物事の逆さまなことのたとえ。石が流れて木の葉が沈む。
うし‐みつ【丑三つ】
丑の刻を四つに分けた第3にあたる時。今の午前2時から2時半ごろ。一説に、午前3時から3時半ごろ。また転じて、真夜中。深夜。「草木も眠る—時」
うじ‐がわ【宇治川】
琵琶湖に発する瀬田川の大津市南郷より下流の称。宇治市を流れ、大山崎町で桂川・木津川と合流して淀川となる。網代(あじろ)の名所。[歌枕]「もののふの八十(やそ)—の網代木(あじろき)にいさよふ波の...
うじがわ‐の‐せんじんあらそい【宇治川の先陣争い】
寿永3年(1184)木曽義仲と源義経が宇治川で相対したとき、義経方の佐々木高綱・梶原景季(かじわらかげすえ)が、源頼朝から与えられた名馬生唼(いけずき)・磨墨(するすみ)で先陣を争った故事。
うじ‐じゅうじょう【宇治十帖】
源氏物語54帖のうち、橋姫から椎本(しいがもと)・総角(あげまき)・早蕨(さわらび)・宿木・東屋(あずまや)・浮舟・蜻蛉(かげろう)・手習・夢浮橋(ゆめのうきはし)までの最後の10帖の総称。光源...
うじ‐にんぎょう【宇治人形】
京都府宇治市で作られる木彫り人形。茶の木を材料に茶摘み女の姿などに作る。刀法・彩色などは奈良人形に似る。茶の木人形。
う‐すい【雨水】
1 あまみず。 2 二十四節気の一。2月19日ごろ。水ぬるみ、草木の芽が出始めるころの意。《季 春》「薩埵(さった)富士雪縞あらき—かな/風生」
うす‐いた【薄板】
1 薄い板。⇔厚板。 2 花器などの下に敷く薄い板。畳床(たたみどこ)、また直接畳に花器を置くときに用いる。 3 食品を包む、紙のように削いだ板。経木(きょうぎ)。 4 薄い板に巻いた薄地の絹織...
うすい‐タンク【雨水タンク】
雨水を集めてためておく容器。庭木の水やりや災害用水などに利用する。
うす‐かわ【薄皮】
1 薄い膜のような皮。 2 「薄皮饅頭(まんじゅう)」の略。 3 女性などの、透き通るように色白の肌。「鬢(びん)の毛半(なか)ば白くなっているが、全体—の色白で」〈小杉天外・初すがた〉 4 経...