ワット‐プラタートランパーンルアン【Wat Phra That Lampang Luang】
タイ北部の町ランパーンにある仏教寺院。市街南西約20キロメートルに位置する。高さ45メートルのランナー様式の仏塔があるほか、15世紀半ばに建てられた3層の屋根をもつチーク材を用いた本堂は、同国最...
わっぱ‐さっぱ
[副]あれこれとわめきちらすさま。「肴屋を捕へて何を—と言ふのだ」〈伎・五大力〉 [名]大声で言い争うこと。「此揚屋で佐々木様と—のある時は」〈浄・義仲勲功記〉
ワディ‐ダウカ【Wadi Dawkah】
アラビア半島南部にある涸(か)れ谷。サラーラと首都マスカットを結ぶ幹線道路沿いの町スムライトの南に位置する。谷筋に乳香の木が自生し、紀元前3000年頃から重要な産地として知られた。アルバリード、...
わ‐はん【和版】
日本で木版をおこして刷った本。和本。
わび‐こと【侘び事】
1 思いわずらう事柄。「あやしとや人は見るらむ—をたてぬきにして織る身と思へば」〈散木集・九〉 2 嘆願すること。「両方の—入り乱れて、親方駆け付け」〈浮・一代男・七〉
わび‐ごえ【侘び声】
わびしげな声。「暁は鳴く木綿(ゆふ)付けの—に劣らぬ音(ね)をぞ鳴きて帰りし」〈大和・一一九〉
わびし・い【侘しい】
[形][文]わび・し[シク] 1 ひどくもの静かでさびしい。「人里離れた—・い田舎」 2 心が慰められないさま。心細い。「ひとり—・く夕食をとる」「—・い下宿生活」 3 貧しくてあわれなさま。み...
わびすけ【侘助】
ツバキの一品種。花は一重で小さく、半開状に咲き、白・桃・紅色などのものがある。茶人に好まれ、茶花や庭木とされる。《季 冬》「—や障子の内の話し声/虚子」
わび‐びと【侘び人】
1 世をはかなんでさびしく暮らす人。「—のわきて立ち寄る木のもとは頼むかげなく紅葉散りけり」〈古今・秋下〉 2 世に用いられずわびしく暮らす人。「—はうき世の中にいけらじと思ふ事さへ叶はざりけり...
わ‐みこと【我尊/和尊】
[代]二人称の人代名詞。相手に向かって、親愛の気持ち、また軽い敬意をこめて用いる語。わぎみ。「此の立てる榲(すぎ)の木は、—の目には見ゆやと」〈今昔・二七・三七〉