あまの‐そうほ【天野宗歩】
[1816〜1859]江戸末期の棋士。江戸の人。11代大橋宗桂に入門。近代将棋の定跡の基礎を築いた。七段。後世、棋聖と仰がれる。著に定跡集「将棋精選」がある。
あめ‐かぜ【雨風】
1 雨と風。「—にさらす」 2 雨まじりの風。吹き降り。風雨(ふうう)。 3 《江戸末期の上方落語から》酒も甘い物も両方好むこと。両刀遣い。
アメリカ‐なでしこ【アメリカ撫子】
ナデシコ科の多年草。初夏、赤や白色の花が多数咲く。ヨーロッパの原産で、江戸末期に渡来。観賞用。びじょなでしこ。ひげなでしこ。
あらき‐りゅう【荒木流】
1 馬術の流派の一。室町末期の荒木元清を祖とする。 2 柔術の流派の一。室町末期の荒木無人斎秀縄(ひでつな)を祖とする。拳法・捕り手・居合・小具足などの術を含む。無人斎流。
ありま‐りゅう【有馬流】
剣術の流派の一。室町末期に有馬乾信(もとのぶ)が興したといわれる。有馬神道流。
あるはれたひに【ある晴れた日に】
加藤周一の小説。昭和24年(1949)、「人間」誌に連載。昭和25年(1950)、単行本刊行。医学生を主人公に、太平洋戦争末期から敗戦までの日々を描く。 《原題、(イタリア)Un bel d...
あわまる‐じけん【阿波丸事件】
第二次大戦末期の昭和20年(1945)4月、連合国軍の安全の保障下に、日本占領地域の捕虜・抑留者への救済品輸送に当たっていた阿波丸が、帰路に台湾海峡で米国の潜水艦に撃沈された事件。
あんげん【安元】
平安末期、高倉天皇の時の年号。1175年7月28日〜1177年8月4日。
あんせい【安政】
江戸末期、孝明天皇の時の年号。1854年11月27日〜1860年3月18日。
イエスのせいしん‐だいせいどう【イエスの聖心大聖堂】
《Katedrala Srca Isusova》ボスニア‐ヘルツェゴビナの首都サラエボの旧市街にある、同国最大のカトリック教会の大聖堂。19世紀末期にゴシックリバイバル様式で建造。ボスニア紛争で...